- 本を読んではいるけど、読んで終わりになっている
- 本の内容が、知識として定着している気がしない
- 読んだあと活用できるようになりたい
そんなことを思って、この「知識を操る超読書術」の本を手に取りました。
同じように読書して、それを自分自身に取り込んでいきたいと思っている人にオススメです。
「知識を操る超読書術」概要
- 本を読んだのにすぐ忘れてしまう
- 自分自身に取り入れられず、読んだだけで終わってしまう
「知識を操る超読書術」は、そんな問題を解決することができるでしょう。
まず読書に関して多くの人が感じている、思い込みを取り除いてくれます。
本を読むスピードを上げる必要もないし、本は1ページ目から読む必要もない。 大切なのは、自分がその本を読む目的をはっきりさせて、その目的のために必要なところを読むということだとわかります。
その上で、効果的な本の読み方を提示しています。 読み方と言っても、本を読む前の準備段階や、読んだ後どうすれば知識として自分の中に取り込めるのか、1つずつ丁寧に説明されていました。
DaiGoさんの本なので、各ポイントでなぜそうなのか?ということも、しっかり論理建てて説明されています。
「知識を操る超読書術」ポイント
一番大切なのは、自ら仕掛けに行く姿勢
いずれのテクニックにも共通しているのは、「本の単なる読者にならないこと」。
メンタリストDaiGo. 知識を操る超読書術 (Japanese Edition) (p.116). Kindle 版.
ただ文字を目で追うだけで、内容をそのまま受け止め、ページをめくり、読み終える……。そんな受け身のままでは、内容の理解度は高まりません。好奇心や想像力、質問力を駆使して、自ら仕掛けていく姿勢が理解度を高める読み方となるのです。
「知識を操る超読書術」を読んで一番刺さった言葉は、この「自ら仕掛ける」というものです。
この本には多くの具体的な読書術が説明されていますが、それら全てに共通する大切な言葉だと思います。
受身の姿勢でただ本を読んでいても、内容が右から左に流れていくだけ。 時間もお金もすごくもったいない。
自分がこの本から何を得たいのか、それを終始意識して、そのためにどうするかを考えながら本を読んでいく。 この心構えがあるだけでも、これまでよりも自分の中に知識が定着する読書ができるはずです。
読書の質を高めるには「準備」が必要
読書術と言うくらいだから、読んでいる最中が一番大切な感じもするけれど、やっぱり何事も準備が大切なんですね。
モチベーション高く最後まで読み続けるための「メンタルマップ」 好奇心を刺激して記憶への定着を高める「キュリオシティ・ギャップ」 本を読む前に、この2つの準備をやる習慣をつけていこうと思います。
特にプログラミングの専門書とかを読むときは、最後まで読むモチベーションが続かずに挫折したことがあるので、余計に大事だなと感じます。
読書以外でも、長めのチュートリアルとか読むときには、同じようにやっていきたいですね。
「読み方」を工夫して理解力と記憶力を高める
もちろん準備だけじゃなく「読み方」もポイントです。 この本の中では5つの具体的な読み方のコツが紹介されていますが、やっぱり大事なのは「自ら仕掛ける姿勢」、そして「自分の言葉にできるか」だと思います。
本はただ読んで、内容を受け取っただけではあまり役に立ちません。自ら仕掛けて、自分の言葉で自分事にしてこそ、人生に影響を与え始めるのです。
メンタリストDaiGo. 知識を操る超読書術 (Japanese Edition) (pp.156-157). Kindle 版.
なんとなく読むんじゃなくて
- この章はこんなことが書いてあるのかな?
- これってどういうことだろう?
- この内容は、過去のあの経験と紐づくな
など、自分と結びつけながら考え、感じて、自分の言葉に置き換えていく。 そういう読み方が大切だと感じました。
最初は脳みそがすごい疲れそうだけど、少しずつでも良いから慣れていきたいです。
まとめ : 脱なんとなく読みができる本
「知識を操る超読書術」に書いてあることを実践しようと思ったら、嫌でもなんとなく読みから脱出することになります。
これ取り入れたいなと思っても、思うだけだと結局そのままになってしまうので、最初は仕組み化して実践していけると良いんじゃないかなと思います。
自分はNotionに読書メモ用のテンプレートを作ったので、それを活用しながら、読書したものが少しでも自分の中に残るようにしていきます。