こんにちは。菜笑[なえ] (@nae310_)です。
今回はRailsの環境変数をDockerとAWSへ設定する方法と、Railsでの呼び出し方法についてです。
以下の順番で解説していきます。
- Dockerでの環境変数の設定方法
- AWSでの環境変数の設定方法
- Railsでの環境変数を呼び出し方法
目次
Dockerでの環境変数の設定方法
Dockerではdocker-compose.yml
に設定していきます。
version: '3'
services:
web:
environment:
API_KEY: 'test-api-key'
Serviceの設定項目のひとつにenvironment
を設定することができます。
ここに変数名: 値
として設定してあげればOKです。
AWSでの環境変数の設定方法
次にAWSでの設定です。
Amazon ECSでタスク定義を作成すると「コンテナの定義」という項目があります。
ここでコンテナの追加や、編集を行うと「環境」の中に「環境変数」とあるので、ここから設定してください。
Value
とあるセレクトボックスは、Value
または ValueForm
の2種類の中から選びます。
Railsでの環境変数を呼び出し方法
最後にRailsで環境変数を呼び出す方法についてです。
上記で設定した環境変数の呼び出し方はこちらです。
ENV["API_KEY"]
YAMLファイルなどで呼び出す場合は<%= %>
で囲ってあげてください。
<%= ENV["API_KEY"] %>
おわりに
環境変数というものは知っていても、あまり自分で設定していないと、どうやって書くんだろう?となると思うので、今回まとめてみました。
環境変数の設定方法は他にも.bash_profile
に書いたりと、いろんな設定方法があるので、それぞれの環境で必要な書き方を採用してみてください!